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まもるくんの家

児童生徒の被害防止のための対策(まもるくんの家)

1 趣旨
 全国的に児童生徒等が被害者となる様々な事件が頻繁に発生し、児童生徒はもとより保護者に不安感を与えている。本市においても変質者の出没、声かけ、恐喝等様々な事件が発生しており、児童生徒を守るためには地域あげての積極的な取り組みが必要である。
 これまでにも学校ではPTAや警察等と連携し、被害の防止に努めてきたが、対策の一層の充実を図るために、地域の方々にも御協力いただき児童生徒の保護対策を充実させることとする。
 
①目的
•児童生徒が路上等で不審者に声をかけられたり、被害を受けそうになったりした際に助けを求める場所をあらかじめ各地に確保しておき、誘拐等の防止をする。
•この目的を達成するために、地域住民に児童生徒の保護を図ろうという機運を醸成するとともに、地域の防犯に対する取り組みを促進する。
•なお、児童生徒が被害者となる事件の多くは、警察への通報が遅く、犯人の検挙が困難な場合が多いのが、本事業の協力者からの通報により早期に事件の解決を目指す。
 
②内容
•各小学校の通学路等の要所要所の商店や事業所、一般住宅等に児童生徒の保護や連絡を依頼し、了解を得た商店や事業所等に避難場所を示す表示をして児童生徒の安全の確保をする。
 
ア 実施対象      
小学校PTAとする。
なお、中学校PTAはその事業に協力する。
 
イ 具体的な実施要項  
(ア)各小学校の通学路ごとに2か所程度の避難(保護)場所を選定する。
小学校PTA、防犯相談所長、少年警察協助員等によって場所を選定し、協力を依頼する。なお、1校あたり約50か所程度とする。
条件:できるだけ常時家人がおり、児童生徒の保護や警察への通報が可能な商店、事業所、一般住宅等
時期:各年度毎に更新、見直し作業を1学期中をめどに実施する。
(イ)表示板(ステッカー)の設置
協力いただく方の家にステッカーを配布し、表示していただく。
(ウ)児童生徒への周知
児童生徒にステッカーと通学路等の場所を知らせる。
ウ 関係機関の役割等  
(ア)各学校・各校PTA
•協力者の選定・見直しと依頼(年度ごと(1学期中)にPTA社会教育部員が確認し、更新等の作業を行う)
•児童生徒への周知
•協力者の教育委員会学校教育課への報告
別紙「子供の安全を守るための対策にかかる依頼者一覧表」の提出
(イ)警察
•通報を受けた際の迅速な対応
•地域警察官による巡回
•学校への情報提供
(ウ)防犯協会
•ステッカーの作成
•学校、PTAへの協力
(エ)教育委員会、PTA連合会
•関係機関との連絡調整
•ステッカーを各校へ送付
 
エ 年度ごとの作業計画
(ア)各校・PTAは協力者選定、名簿作成・市教委への報告(8月中)
新規協力者への配布文書
別紙「子供の安全を守るための対策への御協力のお願い」を使用すること。
(イ)市教委はステッカーの不足分を各校へ配布(1学期中)
(ウ)各校・PTAは協力者へ依頼文及びステッカーを配布
依頼文
別紙「子供の安全を守るための対策(まもるくんの家)のステッカーの表示についてのお願い」を使用すること。
(エ)市教委は協力者名簿を関係機関に送付
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